ここでは、知っているようで知らないBPOサービスの基礎知識をご紹介。ぜひチェックして、BPOサービス導入の参考にして下さい。
BPOサービスのメリットは、導入することでノンコア業務の負担を減らし、利益に直結するコア業務に人員を集中できる点です。生産性の向上や売上アップが期待できる上、専門性に富んだ業者にアウトソーシングすることで、サービスのクオリティアップも図れます。
一方でデメリットは、社内でノウハウを蓄積できないこと、そして、情報漏洩リスクがあることです。
ただし、自社で委託業務の全体像を把握する人材を確保しておく、情報管理体制が整った企業を選ぶなど、対策を取ることでリスクを抑えることは可能です。ここでは、導入のメリット・デメリットと併せて、BPOサービス業者を正しく選ぶポイントもご紹介します。
国内のBPOサービス市場は年々拡大傾向にあります。コロナ禍により多少のマイナス影響はあるものの、外出自粛に伴うテレワークの普及・拡大に合わせて業務変革に取り組む企業が増加し、社内人員の再配置を含めた業務オペレーションの抜本的な見直しを加速させていることが、プラス成長へと後押ししているようです。
一方で、企業側でもBPO業者側でもITを活用した業務効率化が進んでいます。今後は、より高度なデジタル技術を駆使したBPOサービスが求められていくでしょう。IT化によってBPO業者のキャパシティーが拡大することで、結果的に受注量が増加し、市場が成長するとも言われています。
BPOサービスを導入する際は、なぜBPOを導入するか、目的を明確化することが大切です。目的が曖昧なまま進めてしまうと、プロジェクトを進めていくにあたっての基準や判断軸がブレてしまう恐れがあります。
その上で、アウトソースする業務・範囲を具体的に洗い出し、求めているスキルや専門分野と合致しているサービス業者を選定します。
業者を選ぶ際には、必ず相見積もりを取りましょう。一社だけで決めてしまうと、相場よりも高い費用で契約してしまう可能性があります。ここでは、BPOサービスを依頼するまでの流れと、見積もりを取る際の注意点をまとめています。
業務を外部に継続的に委託し、プロセスの効率化を図るBPOサービスにはどのような特徴があるか、アウトソーシングとの違いやBPOサービスの活用事例、対象業務を紹介しながら解説します。
BPOサービスは、利益に結びつかないものの「処理に時間がかかる」「人手が多く必要」「繁忙期に業務量が増加する」ような領域や職種に向いているサービスです。このような「利益に直結しないのに人員を割く必要がある」仕事をBPOサービスに任せることにより、利益に直結する仕事に人員を割くことができます。こちらのページでは、具体的にBPOサービスに向いている領域や職種を紹介します。
BPO業者の大手中小企業38社(※)を調査し(2023年9月時点)。そのなかで、大手BPO企業、中小BPO企業、ITの運用・保守に対応しているBPO企業でそれぞれおすすめの1社を紹介します。
【大手BPO企業の定義】
BPO業界の売上高ランキング(※1)や日本流通産業新聞の2018年度コールセンター売上高ランキング(※2)に入る企業をこのサイトでは「大手BPO企業」と定義します。
※1参照元:業界動向(https://gyokai-search.com/4-bpo-uriage.html)
※2参照元:日本流通産業新聞(2019年10月31日発売号)「2018年度 コールセンター売上高ランキング」
【中小BPO企業の定義】
上記の売上高ランキングの圏外で、「BPOサービス」とGoogle検索して表示されるBPOの企業をこのサイトでは「中小BPO企業」と定義します。
※引用元:ジャストファイン(https://www.justfine.co.jp/bpo/)
引用元:アルティウスリンク(https://www.services.altius-link.com/)
引用元:トランスコスモス(https://www.trans-cosmos.co.jp/)
※.参照元:トランスコスモス(https://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/210625_0002.html)
アルティウスリンクの選出条件
2021-2022年のBPO業界の売上高ランキング(※1)に入る企業(※2)のうち、拠点数が最も多く、かつ、BPOセンターの従業員数が最も多かったため。
※1参照元:業界動向(https://gyokai-search.com/4-bpo-uriage.html)
※2注釈:ランキング内にいる「KDDIエボルバ」と「りらいあコミュニケーションズ」は経営統合し、アルティウスリンク株式会社が発足。
ジャストファインの選出条件
2023年9月27日時点で「BPO センター」とGoogle検索して5ページ以内に公式HPが表示される企業の内、
唯一、1席あたりの金額が記述されており、さらに「スモールスタート可能」であることが記述があり、対応スピードも最速だったため。。
トランス・コスモスの選出条件
2021-2022年のBPO業界の売上高ランキング(※1)に入る企業で「ITの運用・保守」に対応しているBPO企業のうち、
公式サイトに掲載されているDXやIT関連の導入実例が最も豊富だったため。